バンパーやヘッドライトの取り付け部など、車の樹脂パーツが割れてしまったとき、「交換するしかない」と諦めていませんか?あるいは、修理しても「すぐにまた割れてしまうのでは?」という不安をお持ちではないでしょうか。
DoubleAction(ダブルアクション)の樹脂溶接技術は、これまでの「とりあえずくっつける」修理とは一線を画します。なぜ、新品同様の強度と美しさを取り戻せるのか。そこには、明確な3つの理由があります。
1. 「窒素ガスシールド」が生む、圧倒的な強度と柔軟性
樹脂(プラスチック)を熱で溶かして接合する際、最大の敵となるのが「酸化」です。通常の空気中で樹脂を溶かすと、空気中の酸素と反応して酸化し、素材が劣化してしまいます。これを「酸化劣化」と呼び、接合部が黒く焦げたり、強度が落ちて脆くなったりする原因となります。
DoubleActionの最大の特徴は、窒素ガス(N₂)を使用することにあります。
- 酸化のシャットアウト: 高温の窒素ガスを噴射しながら溶接することで、溶接箇所を酸素から遮断(シールド)します。
- 純粋な融合: 酸化による不純物が混ざらないため、母材(元のパーツ)と溶接材が分子レベルで強固に一体化します。
これにより、ただ硬いだけでなく、「柔軟性(しなり)」を持った溶接が可能になります。バンパーのように走行中に振動や衝撃を受けるパーツでも、この柔軟性があるため、再び割れるリスクを劇的に減らすことができるのです。
2. 極限まで「薄く削れる」から、仕上がりが自然
従来の一般的な樹脂補修(金属メッシュの埋め込みや、ホッチキスのような金具止め)では、強度を保つために補修箇所を接着剤で「厚く」盛る必要がありました。その結果、表面が盛り上がったり、歪みが出たりして、見た目の美しさが犠牲になりがちでした。
しかし、DoubleActionの窒素ガス樹脂溶接は違います。
- 内部まで完全溶着: 表面だけでなく、素材の奥深くまで完全に溶け込んで一体化しています。
- 削っても強度が落ちない: 溶接部分が非常に強固で粘り強いため、表面を平らになるまで薄く削っても割れることがありません。
「強度があるからこそ、余分な盛り上がりを削り落とせる」。これが、修理跡が分からないほどフラットで美しい仕上がりを実現できる理由です。
3. 「鈑金工程」に近い、理にかなった修理手順
DoubleActionの施工プロセスは、単なる接着作業ではありません。鉄板を直す「鈑金(ばんきん)塗装」の工程を、樹脂という素材に置き換えて行っています。
- 開先(かいさき)加工: 割れ目にV字の溝を掘り、溶接材が奥まで届く道を作ります。
- 完全溶着: 窒素ガスを用いて、底から表面まで確実に溶かし込みます。
- 面出し: 溶接後の余分な部分を削り、パテを使ってミリ単位で表面を整えます。
このように、金属溶接と同様の理論に基づいた手順を踏むことで、その場しのぎではない「恒久的な修理」が可能となります。
まとめ
「強度があるから薄く仕上げられる。薄く仕上げられるから美しくなる。」
これがDoubleActionの樹脂溶接が選ばれる理由です。
窒素ガスの力と、鈑金理論に基づいた確かな技術で、愛車の傷をなかったことにする。諦めかけていた樹脂パーツの破損は、ぜひ一度私たちにご相談ください。